私はマネースクエア「トラリピ」、インヴァスト証券「トライオートFX」、マネーパートナーズ「連続予約注文」を用いてFX自動売買を行っています。
自動売買システムの良いところは、一度設定すればあとは相場に合わせて勝手に売買が行われて、こちらが寝ている間にも稼いでくれる!サラリーマンなど自分の自由な時間があまりなくても勝手に売買が成立していくので楽ちんですよ。
この記事ではFX自動売買の中でもマネーパートナーズ の「連続予約注文」について説明します。
なぜ連続予約注文を用いるのか?
私はマネースクエア「トラリピ」、インヴァスト証券「トライオートFX」と二つのFX自動売買をすでに運用しており、順調に利益を積み上げています。なぜ今回マネーパートナーズの「連続予約注文」を取り入れたかというと「代用有価証券」が使えるからです。
代用有価証券とは?
代用有価証券とは、所有している株式をFXの証拠金として使える仕組みです。
配当や優待狙いで長期保有している株式を持っていれば、運用資金0でFX投資が出来るのです。
下記はマネーパートナーズのホームページの記載内容です。
概要 | 株式をパートナーズFX証拠金として使えるサービスです(注)。 株式を担保としてお預かりすることにより、一定の掛目(当社では、証券取引所の前日基準値の70%)で株式を評価し、その評価額をパートナーズFX取引口座における純資産として反映させ、パートナーズFX取引の証拠金としてご利用いただけます。 株式の売却後は、受渡日まで代用評価を行い、受渡日にパートナーズFX証拠金に充当いたします。 注:パートナーズFXnanoにおいては有価証券を代用することはできません。 |
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評価掛目 | 証券取引所の前日基準値の70% |
対象銘柄 | 当社証券取引対象銘柄に準ずる ※但し、監理銘柄・整理銘柄に割り当てられている株式など、一部対象とならない株式がございます。情報は取引画面からご覧いただけます。 |
入金発生条件 | パートナーズFX口座の受入証拠金がマイナスとなった場合、お客様には入金もしくは代用有価証券の売却、会員残高(未使用分)の振替等によって受入証拠金のマイナスを解消していただくことになります。毎月月末において、お客様の受入証拠金のマイナスの額に対する純資産額の割合が50%以下であった場合、当社はお客様へ速やかにご入金ないし、代用有価証券の売却を行っていただくよう要請する連絡をいたします。期日までにお客様のお手続きが確認できない場合には、当社は、当該月末の翌月15日(15日が土日等営業日でない場合は翌営業日)以降に、当社の判断にて売却手続きを行い、受入証拠金に充当することによってマイナス残高を解消させていただくことがあります。 |
要点を以下にまとめると
①資金0でFX自動売買を行うことが出来る
②保有している株式の評価額の70%が証拠金となる
③保有している株式の配当や優待も受けることが出来る
④保有している株式はいつでも売却することが出来る(この場合売却代金は自動的にFXの証拠金になる)
代用有価証券を用いる際の注意点
長期保有予定の株式を持っている人にとっては代用有価証券はメリットしかないように思いますが、実際にFX運用していく上でいくつか注意しておかなければならない事があります。
①10,000通貨単位からの運用になる
マネーパートナーズの代用有価証券は1,000通貨単位で運用が出来るパートナーズFXnanoには対応していないので、最低単位は10,000通貨単位での運用となります。
②連続予約注文は1ポジションずつ注文する
トラリピやトライオートFXはレンジを設定して、一度に多くのトラップを敷き詰めることが出来ますが、連続予約注文は1ポジションずつ注文を入れる必要があります。
③連続注文は20回まで
これも連続予約注文の特徴ですが、リピートが20回までになります。そのため、20回リピートされるともう一度同じ注文を入れなおさなければなりません。
④逆指値の連続予約注文が出来ない
通常の指値注文は出来るのですが、連続予約注文では普通には逆指値の注文が出来ません。その為後述しますが、ちょっと面倒な手順でやる必要があります。
⑤FXの証拠金が株式評価額による
当然のことなのですが、株価が暴落すればFXの証拠金も減るので、通常のFX取引よりもロスカットになるリスクが高くなります。そのため、資金管理がより大切になります。
代用有価証券を用いた連続予約注文の方法
代用有価証券の注意点や連続予約注文の特徴を踏まえて、私はその他のFX自動売買と比べてトラップ幅、利益幅を大きく取って運用しています。利確回数はかなり減りますが、たまに大きな利益が入ってくるのでボーナス的な感じになります。
では実際の注文方法をお示しします。

AUD/NZDを「売り」で1.085に指値を入れて1.075で決済する注文は上のようになります。あとは「続けて〇回目の注文を入力」をクリックし続けるだけです。
では次に逆指値の注文の方法です。
今回はAUD/NZDが1.080の時に1.075に「売り」注文を入れて(逆指値)、1.065で決済したい場合です。一度1.075に「買い」で注文を入れると、2回目以降の「売り」注文を入れることが可能になります。
下の図を見てください。

①「買い」を選ぶ
②指値1.075のすぐ近くに利食い1.0751と損切り1.0749を設定する
③「2回目の注文を入力」をクリック
④2回目の注文は「新規約定」した時に発注を選ぶ
⑤本来注文したい「売り」を選ぶ
⑥本来の指値1.065を入力
⑦「続けて3回目の注文を入力」をクリック
⑧3回目の注文は2回目の注文が「利食い決済」したときに発注を選ぶ
⑨後は「続けて〇回目の注文を入力」をし続けます
このように最初に「買い」で指値注文することで、2回目以降は本来行いたい「売り」で逆指値注文が可能となります。ただし、1回目の注文では1NZD得することもあれば1NZD損することもあります。これは必要経費という事です。
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