私は1200万円をトラリピで運用しています。
トラリピはFXの自動売買の仕組みさえ理解していれば、忙しいサラリーマンでも資産運用ができるとても便利な運用手段です。
トラリピの運用実績
実際にどのくらいの運用実績が出ているのでしょうか。下の表が一週ごとの利益の推移表です。

累計利益: +1,071,114円
評価損益: ▲10,250円
上の表を見てもらうと順調に利益が増えていっているのが分かると思います。評価損益はそれなりに波がありますが、トラリピは基本的に「買い」の場合は下がっていきながらポジションを増やし(評価損益がマイナスになる)、そこから上がっていって利益を生んでいくという仕組みなので、評価損益が大きくマイナスになるのはその後の大きな利益の準備と考えておけば良いでしょう。ただし、ロスカット水準を高めに設定してしまうと、万が一急激な下げがあった場合に利益を生む前にロスカットにあってしまう恐れもあるので、注意が必要です。
MaseTのトラリピ設定
通貨 | 売買 | 取引単位 | レンジ設定 | 合計金額 | 利益幅 |
カナダドル/円 | 買 | 1,000~4,000 | 77円~82円 | 604,000 | 500円~2000円 |
これをトラリピ運用試算表に入れてロスカット水準を計算してみると62.31となり十分にリーマンショック時の下落にも耐えられることが分かります。
また現在は利益が積み重なっているので、試算表の運用予定額の部分を現状の預託証拠金、約1300万円で計算してみると60.6にまで下がっています。
▼運用資金を1200万円で計算すると▼


▼100万円利益が出て運用資金を1300万円で計算すると▼


上のロスカット計算を見てもらえると分かるように、利益が積み重なっていくとどんどんロスカット水準は下がっていきます。そのため利益分でさらに注文を増やしていき複利的に資産運用をしていくことが出来ます。
▼現在の設定レンジを日足チャートで見ると▼

▼現在の設定レンジを週足チャートで見ると▼

今私の設定している77円~82円のレンジというのは実はかなり狭い設定になっています。コロナショックが少し落ち着いた2020年5月以降に対応させたレンジです。
ただし、私は現在カナダドル/円は「買い」のみの運用ですので、下落リスクだけ注意していればよく、ロスカット水準は約60円と十分なマージンがあります。
もしも今後為替が上がっていき、82円を超えたレンジになっていくと、その時には現在のポジションは全て決済されているので、新たに上のレンジで注文をするだけでよいのです。
もっとほったらかし運用をしたいのであれば、例えば下のように75円~102円といったような広いレンジ設定をすればよいのです。
▼75円~102円でレンジ設定をしてみた週足チャート▼

このレンジ設定であれば真ん中で上下に分けて上は「売り」、下は「買い」のハーフ&ハーフ戦略で運用しても良いかと思います。
私も初めは広めのレンジ設定で運用を始めましたが、資金効率を考えて、かなり狭めのレンジ設定に変更しました。ある程度メンテナンス作業を出来る人には狭めの設定の方が良いかと思います。
コメント