私は現在1200万円をトラリピで運用しています。
トラリピはFXの自動売買の仕組みさえ理解していれば、忙しいサラリーマンでも資産運用ができるとても便利な運用手段です。
トラリピの運用実績
実際にどのくらいの運用実績が出ているのでしょうか。下の表が一週ごとの利益の推移表です。

累計利益: +1,274,983円
評価損益: +41,207円
上の表を見てもらうと順調に利益が増えていっているのが分かると思います。評価損益はそれなりに波がありますが、トラリピは基本的に「買い」の場合は下がっていきながらポジションを増やし(評価損益がマイナスになる)、そこから上がっていって利益を生んでいくという仕組みなので、評価損益が大きくマイナスになるのはその後の大きな利益の準備と考えておけば良いでしょう。ただし、ロスカット水準を高めに設定してしまうと、万が一急激な下げがあった場合に利益を生む前にロスカットにあってしまう恐れもあるので、注意が必要です。
MaseTのトラリピ設定
2020年2月から設定は変えながらも「 カナダドル/円 」単独での運用を行ってきましたが、2021年1月11日週からはレンジ上限に達している「 カナダドル/円 」を一旦すべてキャンセルして、現在円高で中長期的には上目線の「 米ドル/円 」とレンジ設定を変更した新たな「 カナダドル/円 」での運用を開始しました。
▼2021年1月4日週までの設定▼
通貨 | 売買 | 取引単位 | レンジ設定 | 合計金額 | 利益幅 |
---|---|---|---|---|---|
カナダドル/円 | 買 | 1,000~4,000 | 77円~82円 | 604,000 | 500円~2,000円 |
▼2021年1月11日週からの設定▼
通貨 | 売買 | 取引単位 | レンジ設定 | 合計金額 | 利益幅 |
---|---|---|---|---|---|
カナダドル/円 | 買 | 10,000 | 79円~83円 | 300,000 | 3,500円 |
米ドル/円 | 買 | 10,000 | 101.7円~104.4円 | 540,000 | 3,500円 |
▼2021年2月8日週からの新たな設定▼
通貨 | 売買 | 取引単位 | レンジ設定 | 合計金額 | 利益幅 |
---|---|---|---|---|---|
カナダドル/円 | 買 | 10,000 | 79円~83円 | 300,000 | 4,000円 |
米ドル/円 | 買 | 5,000 | 103.5円~107.5円 | 300,000 | 1,500円 |
米ドル/円 | 買 | 5,000 | 103.5円~105.5円 | 100,000 | 1,500円 |
米ドル/円は少し上目線で考えて、レンジの下を103.5円に切り上げ、ワイドレンジとナローレンジの2種類のレンジ設定を行いました。
今「カナダドル/円」で私の設定している79円~83円のレンジというのは実はかなり狭い設定になっています。コロナショックが少し落ち着いてカナダドルが上昇基調になった2020年11月以降に対応させたレンジです。
▼現在の設定レンジを日足チャートで見ると▼

▼現在の設定レンジを週足チャートで見ると▼

ただし、私は現在カナダドル/円は「買い」のみの運用ですので、下落リスクだけ注意していればよく、万が一下抜けしても対応できるだけの余裕資金を考えています。
もしも今後為替が上がっていき、83円を超えたレンジになっていくと、その時には現在のポジションは全て決済されているので、新たに上のレンジで注文をするだけでよいのです。
もっとほったらかし運用をしたいのであれば、例えば下のように75円~102円といったような広いレンジ設定をすればよいのです。
▼75円~102円でレンジ設定をしてみた週足チャート▼

このレンジ設定であれば真ん中で上下に分けて上は「売り」、下は「買い」のハーフ&ハーフ戦略で運用しても良いかと思います。
私も初めは広めのレンジ設定で運用を始めましたが、資金効率を考えて、かなり狭めのレンジ設定に変更しました。ある程度メンテナンス作業を出来る人には狭めの設定の方が良いかと思います。
「米ドル/円」も同様の考えで、狭いレンジ設定でスタートさせています。
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