トライオートETF ビルダー機能
トライオートETFとは、インヴァスト証券の売買システムで世界のETFの自動売買が可能なサービスです。
自動売買ではリピート注文(自動連続注文)を採用していますので、毎日の値動きに対して、自動で新規注文、決済を繰り返してくれます。
様々なロジックがあらかじめ用意されていますので、初心者であればそのロジックをそのまま使えばよいのですが、ある程度使い慣れてくるとビルダー機能を使って自分でロジックを作ってみるのも良いと思います。
MaseTのオリジナルロジック
私は現在「ナスダック100トリプル_ヘッジャー」と「ビルダー機能を使って作ったオリジナルロジック」の2本立てで運用しています。
オリジナルロジックの内容は簡単に言うと1ドルおきに買い注文を並べて、7.5ドル上がると決済する(166以上は5ドルで決済)という単純なものです。
後は買注文をどれだけの範囲にしておくかを考えないといけませんが、今のところ190まで上値を追うようにしています。
2021年1月21日にナスダック100トリプル(TQQQ)の2分割が行われます。難しく考える必要はなく、例えば「150ドルで買い注文を入れて、7.5ドル上昇したら決済する」という注文は分割後は「(75ドルで買い注文を入れて、3.75ドル上昇したら決済する)×2」となるだけです。
注文の仕方は1度に注文しても良いのですが、想定レンジから外れた時にも対応しやすいように、私は数ブロックに分けて注文しています。
実際の注文ですが、
①111~125、②126~145、③146~165、④166~175、⑤176~190
のブロックにわけて注文します。
この時の必要資金ですが、ナスダック100トリプルの値が0まで下がってもロスカットにならないようにするためには、約136万円必要です。
136万円も資金が用意できない場合は、例えば、買い注文を1ドルごと⇒2ドルごとに変えると半分の資金で運用できます。
必要証拠金の計算方法
190 USDから一度も上昇せずに 111 USDまで下落すると、111~190 USDまでに 80ポジションを平均価格 150 USDで持つことになります。
平均価格 150 USDの 80 ポジションが 0 USDになる時の含み損は、 1 USD = 110 円で計算すると、
150 × 110 × 80 = 1,320,000 円
これにプラスして 0 USDの時の必要証拠金が
500円 × 80 = 40,000 円
合わせて136万円
私はナスダック100トリプルの値が190から60%下落を想定して、1セット約70万円の資金で運用しています。
MaseTのオリジナルロジック
●110~190の範囲に1ドルごとにトラップ
⇒110~159は7.5ドル上昇したら決済
⇒160~190は5ドル上昇したら決済

ここでは130~160の範囲に注文をする時の入力値が表示されています。

トライオートETFの口座開設をしてみよう
それでは、トライオートETF(インヴァスト証券)の口座開設のやり方を説明していきます。
口座開設に必要なもの
口座開設に必要なものをまずは用意しておきます。
1.メールアドレス
2.入金するための自分の口座情報
3.本人確認書類
4.マイナンバー確認書類
口座開設の手順

まずは下のバナーからインヴァスト証券のページに飛びます。
ここから、必要事項を順番に記入していきます。記入が終わると本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロードするだけです。
審査に通ると数日でログイン情報が郵送されてくるので、マイページにログインして口座に入金すれば、すぐに取引が開始できます。
トライオートETFの使い方
では、実際に使ってみましょう。トライオートETFは過去の実績を見て選ぶだけで運用できる自動売買セレクトを利用できます。売買のタイミングなども全てプログラミングされているので、難しいことは何も考えなくても運用できます。自動売買セレクトは非常に使いやすくなっています。
また、複数の銘柄を組み合わせてシミュレーションすることも可能です。
私は、ナスダック100トリプル_ヘッジャーを使って運用しています。
①自動売買セレクトから運用する銘柄を選ぶ

②運用実績や推奨証拠金を確認する

複数の銘柄を選ぶと、自動的に合成した成績なども確認できます。

③注文を確定するボタンを押す
いかがでしたでしょうか?とても簡単に運用が始められると思いませんか?
どうしてナスダック100指数が運用に適しているのか
私がどうしてこのトライオートETFでナスダック100指数を使っているのかを説明したいと思います。
ナスダック100とは?ナスダックとの違いは?
世界の株式市場を見回したときに、まず外せないのが世界一の経済大国であるアメリカです。
そのアメリカの株式市場ですが大きくはニューヨーク証券取引所とナスダックに分けることができ、ナスダックには約3,000銘柄が上場しています。
もともとは世界初のコンピューターシステムのみの電子市場として注目を集め、アメリカのベンチャー企業向けの株式市場でした。
しかし、アップルやアマゾンのように当初はベンチャー企業だったIT企業が巨大企業に成長し、ナスダックに残っていることも多いのです。実際今ではニューヨーク証券取引所と並ぶアメリカの代表的な株式市場となっていて、世界中の企業が上場しています。
そのナスダック市場に上場している全銘柄を元に算出した株価指数がナスダック総合指数です。
ナスダック100とは、ナスダック市場に上場している企業のうち代表的な100社のことで、ナスダック100指数とは、ナスダック上場銘柄のうち代表的な100銘柄で構成される株価指数のことです。
また100銘柄は固定ではなく、定期的に入れ替えが行われています。
つまり、世界中から上場している優秀な企業の中で、さらに選抜された超優秀な100社で構成さる株価指数なので、〇〇ショックなどの際には一時的には下がるけれども、長期的には上昇する仕組みの指数だと私は考えています。

実際に約15年のナスダックのチャートを見てもリーマンショックなどで一時的に下がっても結果的には大きく上昇しているのが分かると思います。
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